剣史です。
最初の方で声量を上げるコツのお話しさせて頂きましたが、約1カ月経ちましたね~
さて、あなたは自分の大好きな曲を、ヘッドフォンで聞きながら歌う練習はして頂いているでしょうか?(笑)
ちゃんと練習していれば、顔や頭蓋骨に響く感覚は分かって頂けたと思います。
そして、声量も少しは上がったと思います。
でも、喉は痛めてませんか?
やはり曲で練習していれば苦手な音域はあると思います。
そこのコツはあえて言わなかったのですが、真理はひとつしかありません。
そしてその真理を自ら探して発見する努力が、実は必要です。
なぜなら、一人一人体の造りがビミョーに違うからです。
あくまで今からいうコツはいっぱいある中のひとつです。
あなたにはあなた流の解決法があるはずなんですが、ヒントとして聞いて下さい。
それは名付けて、、、
「首ふり歌唱法」
です。
あなたはスティービーワンダーご存知ですよね?
実は彼ほどのアーティストでも発声的には悩んでいたようです。
彼が来日した時に、共演した知り合いのスタジオミュージシャンに聞いたのですが、常にハチミツ生姜ドリンクを飲んでいたようです。
そして、その話を聞いて、ピンときました。
彼のあの横に揺れながら歌う唱法は、喉に負担かけないようにする為ではないかと、、、
実際、私も試しに横揺れしながら歌うようにしたら、苦手な音域がスーット出たのです(笑)
あれはリズミカルに歌う為かと思っていたのですが、どうやらそれだけではなかったようですね。
どういう事かというと、
喉に力が入る=上下に力が入った状態
それを半矯正的(←造語!(^o^))に横に揺らすことで首が固まるのを防いでいたのではないでしょうか?
これってもちろん本人が言ってた訳ではありませんので、あくまでも私の思い付きの持論です。
そして、スティービーのように体は揺らさず、首だけを横にふりながら歌う歌唱法を樹立しました。
そして、首回りに力が入りやすい生徒さんに3年前ぐらいから指導しています。
もちろん効果はテキメン!(^o^)
上下に力が入るのをそらす事により、喉がリラックスしている感覚も養えて一石二鳥です!
あなたも少しだけ考えながら練習していれば、こんなアイデアも浮かんで来るかもです。←ここが一番大事です。
あくまでも工夫する事を常に意識して下さい。
売れているボーカリストはほとんどが自己流です。
ボイトレ通ってた人もいますが、そういう人も講師の言うことを鵜呑みにせず改良型を作っているのは明らかです。←ま、これはあるレベルに到達して初めて分かる領域ですが。
久々に、精神論というかマインドも大切だという話になりましたが、、、(笑)
というわけで、、、
またコツのカテゴリーに改めて詳しく解説しますが、揺れかたはリズムに乗ってなくて大丈夫です。
また、苦手な音域に来た時だけやるよりも、曲全部「首ふり唱法」でやってみた方が簡単です。
是非、騙されたと思って試してみて下さい。
あ、もちろんカラオケやライブなど人前ではしないように~ヽ( ̄▽ ̄)ノ
スティービーと違って、首だけふるのでで、見ている人は間違いなくショックを受けます(笑)
という訳で、今日は長くなりましたが、最後まで読んで頂いて有難うございました。