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剣史です。
昨日の夜あたりから、かなり冷え込んできましたね~
皆さん!!風邪ひかないよう注意して下さいね~
では・・・
今日は発声に関して陥りやすい罠を解説したいと思います。
この2、3日、連日のたくさんのメッセの対応に追われておりましたが、
その中でまさに私と同じ体験をされている方が何人かいました。
そのメッセから忘れていた記憶も蘇ってきました。
ということで・・・
私のボイトレ秘話をご覧下さい。
私が習っていた先生は、TVで活躍している歌手やアイドル歌手の
専属ボイストレーナーという事でした。
私は単純に、凄い先生に習うことが出来て幸運だな~と思ってました。
一時は、米倉利紀?が違うスタジオにいたりして・・・
何の疑いもなく信じ切っていたのです。
その先生は声量を上げる練習をメインにされていました。
それまで発声なんて考えたこともなかったので、
ただただ先生の言われる事を忠実に守って練習し続けていたのです。
確かに声量は上がったような気になってましたので、
自分的にはかなりメリットがあると思い込んでいました。
そして約1年後・・・・
気付けば確かに声は太くなり声量も上がったのですが、
肝心の使える音域が1オクターブとちょっと位になってしまいました。
そう、それまで難なく歌う事が出来てた曲すら歌えなくなってしまったのです。
低音と高音(その時はかろうじて裏声)が完全に分離されて高音にうまく移行できなく、
すぐにひっくり返る相当悲惨な状態でした。
ちょうどその頃、旧友が遊びに来たのでカラオケに行くことになり・・・
昔出てた高い曲を避けて、出来るだけ低い曲をチョイスして歌ったのです。
その時に言われました・・・
「確かに前より声が大きくなったけど、ツヤがなくなったような気がする・・・」
「昔のが上手かったよ~」でした。(-_-;)
でも頑張ってたらいつかこの声で高い声も出せるようになるんだ!!
なんせこの先生はすごい方なんだから・・・
でも一向に高音の発声を教えてくれません。
当時としては普通のボイトレと比較しても料金はほぼ倍だったので絶対凄い!!
という思い込み・・・
その先生の知名度や評判という思い込み・・・
それだけを信じてやってきました。
それからさらに1年後・・・
あまり変わることもなく、、、
やっと呪縛から自分の心を解放し、やめる事が出来ました。
当然・・・凄く後悔しました。
力を込めて歌う事が条件反射になってしまって、
素直な声の出し方もわからなくなり、すぐには元に戻らなかったからです。
通ってた2年間、そしてそれを戻すのにやはり2年・・・
結局得るものは全くなく、無駄なお金と時間を使って自信さえ失ってしまったのです。
これが私がボイトレに通いつめた唯一の経験です。
自分がある程度歌えるようになった今では、
発声のメカニズムすらはっきりわかってなかった先生だったんだな~と思ってしまいます。
力を入れさせて喉の負担を増やしてしまうことに気づいていなかったのか?・・・
と甚だ疑問です。
発声は響きがすべてなんです・・・
ここをもう一度おさえて下さい!!!
チェスト~ミドル~ヘッドとつながるにはリラックスしていないと絶対無理です。
そして、裏声で出る音程までは楽に出せる筈というのが最近の持論です(笑)
歌ってて、だんだん声が出なくなる・・・
あるいは喉が痛くなって音程さえままならない状況に陥る・・・
喉や体に力が入る・・・
ということは、発声が間違っているのですよ!!と体が教えてくれているのです。
正しい発声が出来ている時は・・・
歌を歌えば歌うほど、声が出やすくなるものなのです
ただ、声帯が成長している時、または声帯の筋肉が鍛えられている時も
喉が痛くなる症状がでる事があります。
そこの見極めは難しいですが、以下のような症状がでる時は、
声帯が成長していると思われます。
○痛みは鈍痛程度
○頻繁に痰が出てくる
○声が多少かすれる
○痰が絡んだのが原因で音程は取りづらくなる
○歌い終わって暫くしたら元に戻る
これは私だけかな?と思っていた時期もありましたが、
生徒さんにも聞いてみた結果、8割がた当たっていると思います。
喉や腹筋、肩に力が入っている・・・??
歌えば歌うほど声が出なくなるという自覚症状があらわれたら、
その発声法は完璧に間違っています
あなたもいろんな罠に注意して(笑)
頑張って下さい!!
ではでは・・・