シンガー・ボーカリスト ブログランキング
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剣史です~
今日の東京は、若干暖かかったですね~
というより、この2~3日が寒すぎたのか?(笑)
というか、やはり寒いほうが空気が綺麗なのかな?
同じような景色ちょこちょこ挙げていましたが、
この写真は・・・実は私のマンションのルーフバルコニーから見た新宿の高層ビル群です~
これは夕方になりかけ?の画像ですが、実は朝の方がもっと綺麗です~
明日は朝焼けをとってみようかな・・・(^O^)
ということで・・・
今日のテーマは『遅いだけで失格!!』です。
一体何のこと?と思うかもしれませんが、
紛れもなくボイトレやボイサルに関することですよ~
私が今まで教えてきた中で、気付いたことは沢山あるのですが、
これは、特に重要な部類に入ります。
私は先生ですから、当然たくさんの生徒を同時に見る、
あるいは見てきた経験があります。
そして、別に比較する訳ではないのですが、同じような実力、才能を持った生徒さん2人が、
たまたま同じ時期に入って来たことがあったのです。
しかも、同じような悩みを抱えてた・・・
それは、高音発声は割と得意というかいい声で出せるのですが、
何故か一番出せるであろう地声の声質が、あまり良くないのです。
良くないというのは・・響きがない、透明感がない、
詰まった感じがする・・・などなど。
ま、簡単に言えば魅力的な声ではなかったのです。
そこで、レッスンでお二人にある同じことを教えました。
その内容は・・・ここで書くと長くなりすぎますので、省略します(^O^)
そのうちのひとりをAさん、もうひとりをBさんとします。
それを実践し始めてから2ヶ月後、二人には大きな差ができてしまいました。
Aさんは愚直に私の言ったことを守り、着実に成長しました。
でも、Bさんは残念ながら、ほとんど成長しなかったのです。
一見二人は同じ実力なのに、なんでこんなに違いが出たか?
あなたはお分かりですか?
そう、これが今日のテーマでもある『遅いだけで失格!!』に
おおいに関係があるのです。
わかりやすく説明するのは、ちょっと難しいので、
電車の例で例えてみます。
東京以外の方はわからないかも知れませんが・・・
Aさんは、成城から新宿に向かうのに、何の疑いもなく急行電車に乗って20分で新宿に到着しました。
Bさんは、成城から新宿に向かうのに、わざわざ各停を選び・・・途中、祖師谷で降りて「ここは?新宿?じゃないか・・・新宿に行くにはこれでいいのか?」と悩み、経堂で降りてまた悩み・・・また下北で・・・というふうに、
駅に着くたびに悩んで、結局新宿に着いたのが、3時間後でした。
この2時間40分の差・・・
途中で悩んだという無駄な時間が大きいのはお分かりですよね?
実はBさんが「悩んだ時間」というのは、全くの無駄です。
何故なら、新宿に着く電車だとわかっているのに、何故か降りてしまって、
ここは新宿?といちいち確認してしまっているからです。
もちろん、そんなのはいらないんです!!
当たり前ですよね?
でも、馬鹿にしちゃいけません・・・
この当たり前のことをたくさんの人が、無意識にやってしまっているのですよ~
いいですか?
一つの方法は、それをきちんとやりきらないと、結果がわからないものなのです。
AさんもBさんも、新宿に行くためにひとつの方法を選んだところまではよかったのですが、
Bさんは途中で、何故かその方法自体を疑い始め、いちいちホームに降りて
「この方法で本当に新宿に着くのだろうか?」と悩んでしまいました。
結果、それが分かる解決策もなく・・
また次の電車に乗り、次の停車駅で降りて・・・「まだ新宿じゃない・・・本当にこれで合ってんだろうか?」と思い悩み、でも数十分後、新宿じゃないからその先行ってみよう!!
というふうに考えてしまっているのです。
馬鹿らしいでしょ?(笑)
でも、皆さんの中でもこういうふうに考えている方は多いのですよ~
これは、思考パターン=癖なんです。
だから行動が遅くなり、成果が出るまでの時間もかなりかかってしまうのです。
かなりかかってしまうというよりも、
下手したら生きているうちに成し得ないか、成し得る前に、情熱を失ってしまう・・・
そんな思考パターンなんです。
この原因は、親からの、または代々受け継がれてきた日本人特有の観念が、
皆さんにも自然に植え付けられているからだと私は考えています。
だって、私が診た生徒さんの8割がたは同じ思考パターン!!!
と言えるほど、非常に多いんです!!
では、どう考えればいいのですか?
と言われそうですが、、、、
答えは至って簡単です。
これだ!!と思ったことを、余計なことを考えないような環境に身を置いて、集中して出来るだけ短時間でやるように心がける。
これだけです。
まずは、ひとつの方法をやり尽くして下さい!!
それで結果が出なかったら、その方法は間違っています!!ということです。
そこではじめて、ホーム降りて『次』を考えればいいのです。
それも間違っていれば、次の方法、また次・・・というふうに。
3回間違えてやっと結果を手に入れたとしても、
20分のほぼ3倍の時間=60分しかかかりません。
こちらのほうが断然早いのです!!
でも、一つ注意点があります。
皆さんはひとりひとり電車のスピードが生まれつき違っています。
ですから、決して他人とは比べないで下さい!!
比べるのは、昨日の自分です。
ではでは・・・