剣史です。
たくさんのメッセージや質問頂いておりますが、
今のところ全く追いついておりません・・・
でも必ずお返事致しますので、今暫くお待ちください~(ー_ー)!!
では、今日のテーマ
「フラット癖」
なんですが・・・・
誰でも一度は経験されているのではないかと思います。
特に大音量系のバンドのヴォーカリストはこの罠にハマる可能性高いです!!
どういう現象かといいますと、
一時的にサウンドの芯となるキーが見えなくなるのです。
その原因は様々ですが、
○モニター環境が普段と著しく違いすぎた場合
○ギターとベース、キーボードの微妙なピッチの差で音場がうねり、ベースの音がフラットして聞こえる。
○ヘッドホンをして録音した場合
○喉に必要以上の力が入ってしまっている場合
などなど・・・
割とあっけなく「フラット癖」に陥りやすいのです。
これは、何もバンドでやっている場合に限らなく、
例えばカラオケなどでも起こり得る現象です。
初心者の場合は自分の声を初めて録音した時など、
ショック!!!で
非常に落ち込みます。
俺って歌上手くないジャン!!
と思ってしまって歌う気力さえ無くしてしまう事も・・・
ではどうすればいいか?
なんですが。
私の経験上
この現象はほとんどの場合は錯覚です。
もとろん発声がよくなく、喉に力が入ってしまってる場合は除きますが・・・
一番問題なのは、そこで意気消沈することです。
それにより、本当は一時的なものなのに自信をなくしてしまって
そのあとも試行錯誤してしまって、逆にシャープしてしまったり。
前にも言いましたが、根拠のない自信を持ちましょう!!
これが一番大事です!!
そして対策としては、
やはり普段練習している環境にできる限り近づけることです。
例えばライブの時、モニター環境が悪いのなら、
オペレーターの方と相談してみてください。
その際、普段スタジオで使っている機材、マイクをちゃんと把握しておいて
すぐ伝えられるように準備する。
ギターとベースのピッチは気づきにくいですが、同じかどうかを確認してもらってください。
そして・・・
箱によってキーボードが440HZでない場合があります。←これ結構多いみたいですよ。
この場合ギターとベースに言って合わせてもらってください。
キーボードの音ををチューナーで確認すればだいたいわかるはずです。
そして・・・
一番厄介なのが、喉に力が入ってしまってフラットしてしまう場合。
もちろんモニター環境がよくなく力が入ってしまうことは多々あるのですが、
もうライブ始まる!!というどうしようもない場合・・・
普段より出来るだけ小さい声で歌ってみてください。
これ結構効きますよ~
前から言ってますが、結局、声量は響きなんです。
小さな声で歌うことにより、
だんだん固まっていたところが柔らかくなっていきますので
自分の声が頭蓋骨に響くようになってきます。
そして胸やお腹に必要以上にかかってた力も取れていくはずです。
もちろん、「フラット癖」自体も既に響くようになっているので
同時に解決するのです。
今日の話はある意味
自分を見つめて知り尽くす事!!
なんです。
わかりましたでしょうか?(笑)
わからない方は自分をとことん見つめて、とことん知って、とことん練習して
この記事をもう一度読んでみて下さい。
きっと見えてくるはずです!!