剣史です。
今日は唇の使い方について、私の見解を述べます。
まず、お訊きしたいのですが、あなたは歌っている時、
唇(口の開け方)を意識していますか?
多分、ほとんどの方は意識してないと思われます。
それよりも、一般的に言われているお腹で支える、ブレスに気をつける、
また声の飛ばす方向を意識するなど、、、、
比率で言えばそういう事を意識されているのではないでしょうか?
ボイトレに行ってらっしゃる方ほど、講師に普段注意されているはずですので、
無意識にやっている方がほとんどだと思われます。
依然として、
腹式呼吸から始まり腹式呼吸に終わるという指導者が多いので、
無理もありません。
しかし、以前言いましたように、
声を出すのに必要な肝心な部分は明らかに口腔にあります。
その中でも一番大事というか、意識的にコントロールできるのは、
唇しかないと言っても過言ではありません。
あなたは、森進一、或いは橋幸夫はご存知でしょうか?
↑ちょっとちがうか?(笑)
若い方はもしかしたらご存知ないかもですが・・・
モノマネで取り上げられてますお二人なので、
ご本人登場とかで一度は見たことあるのではないでしょうか?(笑)
そして、あなたはお気付きですか?
モノマネされる部分が唇であることを・・・
単なる「声帯模写」や「形態模写」じゃないというところなんですね。
まず森進一さんの唇。
彼はまるでストローでもくわえているような歌い方をされます。
そして橋幸夫さんは、唇の両端を常に閉じているような歌い方をされてますよね?
これには凄く重要な意味があるのです。
先日お伝えしたミソラボイス(美空ひばりさんの声マネ・・・過去記事参照)のままで、
この二種類のモノマネを付け加えてみて下さい。
もちろん、曲は何でも結構です。
きっと、凄まじい気付き、発見があるでしょう。
引きつづき・・・
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